※ 本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
Hades IIは、Supergiant Gamesが手がけるアクションローグライク『Hades』の続編です。主人公は冥界の王女であり魔女でもあるメリノエ。冥界を掌握した時の神クロノスに対抗するため、魔術師ヘカテーのもとで修行を重ね、失敗と再挑戦を繰り返しながら戦いへ身を投じます。前作の軽快な戦闘と会話中心の物語構造を受け継ぎつつ、魔術、マナ、詠唱によって立ち回りの幅を広げた続編です。
Hades IIの物語と舞台
物語の軸は、クロノスに奪われた冥界と家族を取り戻すメリノエの戦いです。ギリシャ神話を土台にしながら、魔女や月、夜といった題材を前面に出し、前作とは異なる神秘的な雰囲気を作っています。メリノエを導くヘカテーをはじめ、オリュンポスの神々、亡霊、怪物たちとの会話が探索のたびに変化し、敗北して拠点へ戻ることも物語の一部として扱われます。
敗北が会話と関係性を動かす
一度の挑戦で結末へ到達するゲームではありません。道中で倒されると拠点へ帰還しますが、そこで登場人物との新しい会話や強化の機会が生まれます。前作と同様に、失敗が単なる巻き戻しではなく、次の挑戦への準備と人物描写につながる設計です。重要な展開を詳しく知らなくても、反復するプレイそのものから世界の状況を理解できます。
Hades IIの戦闘とビルド構築
戦闘では性質の異なる武器を選び、通常攻撃、特殊攻撃、敵を拘束しやすい魔法陣を使い分けます。操作の反応は速い一方、敵の攻撃を見て距離を調整する判断も重要です。攻撃や魔法を長押ししてマナを消費する「Ω(オメガ)」技は、強力な効果と詠唱中の危険を併せ持ちます。素早く攻め続けるだけでなく、マナ残量と安全な詠唱位置を考える時間が戦闘に加わりました。
神々の恩寵で毎回異なる強みを作る
探索中に得られる神々の恩寵「ブーン」は、攻撃へ属性や追加効果を与え、移動、防御、マナ回復なども強化します。どの武器を持つかだけでなく、現れた神と報酬から相性のよい効果を選ぶことが攻略の中心です。狙った構成が毎回完成するとは限らないため、手元の選択肢から方針を組み直す柔軟さが求められます。偶然性はありますが、選択を積み重ねてビルドを形にする手応えは明確です。
前作から進化した拠点と成長要素
拠点では、集めた素材を用いる錬成によって新しい機能や選択肢を解放できます。植物を育てるガーデンもあり、戦闘以外の準備が次の探索へ結びつきます。また、恒久的な強化を整える仕組みによって、操作技術だけでなく準備の積み重ねでも攻略を進められます。収集物には用途があるため、目的の素材を意識して探索ルートや報酬を選ぶ楽しさもあります。
Hades IIは2024年5月6日に早期アクセスを開始し、更新と調整を経て2025年9月25日に正式版が発売されました。早期アクセス期の印象だけで評価すると、完成版の内容と食い違う可能性があります。本作を今から遊ぶ場合は、反復する戦闘、物語、拠点での準備が一つの循環としてまとめられた完成版として判断するのが適切です。
Hades IIはこんな人におすすめ
- 『Hades』の戦闘と会話が連動する構成を楽しめた人
- 武器、魔法、ブーンの組み合わせを試行錯誤したい人
- 敗北を重ねながら少しずつ攻略と物語を進めたい人
- ギリシャ神話や魔術を題材にした世界観が好きな人
- 短い挑戦を繰り返し、自分の判断と操作を改善したい人
反対に、同じ地域へ何度も挑む構造が苦手な人や、一度のプレイで一直線に物語を進めたい人には反復が負担になる可能性があります。難しい場面では恒久強化を進め、武器や恩寵の相性を見直すことで突破口を探せます。前作未プレイでも主人公と目的は新しく提示されますが、前作の人物や出来事を知っているほど関係性の変化を味わいやすい作品です。
※価格は変動します。購入前にSteam公式でご確認ください。
購入時期を検討するなら、Steamセールの開催履歴もあわせて確認してください。
まとめ
Hades IIは、前作で完成度の高かったアクションと物語の循環を守りながら、メリノエの魔術、マナ、Ω技、錬成やガーデンといった要素で選択の幅を広げた続編です。敗北しても会話と準備が進むため、次の一回へ自然に手が伸びます。前作と同じ型をなぞるだけではなく、詠唱の隙や資源管理を加えて戦闘の感触を変えた点が大きな魅力です。反復攻略とビルド構築を楽しめる人にとって、長く向き合える完成度の高いローグライクです。


Comments